DVRTクリーン&プレスチャレンジは、欧米で開催されるDVRTレベル1認定コースの実技試験として2014年から実施されています。
日本で開催された認定コースでは、2014年いっぱい、筆記試験、実技試験共に猶予期間として免除をさせていただいておりましたが、2015年以降開催の認定コースでは、筆記試験、実技試験共に実施をいたします。
2014年度以前に認定コースを受講された皆さんの認定資格が無効になる、ということはないのですが、以前にコースを受講された皆さんにも、是非チャレンジをしていただきたい!
DVRTのコースで、初めてアルティメイトサンドバッグに触れる、という方も少なくないのではないかと思います。不安定な負荷という道具に馴染んで、動きの質を向上させるには、コース中の経験のみでは不十分。認定コースを修了された皆さんが、より効果的に安全に指導を行っていただくためには、指導者として、しっかりとした動きの見本が見せられることも重要です。
そして、何より身体的なチャレンジは、なんだかワクワクしますよね!
というわけで、日本の皆さんにも、是非クリーン&プレスにチャレンジしていただきたいのです。
クリーン&プレスチャレンジは、パワー発揮、効率的なヒップヒンジ、動きの正確性、コアの強さ、可動性の高さ、筋力、筋持久力、心臓血管系能力の全てを必要とします。つまりフィットネスの要素を、幅広く確認できる動きのコンビネーションなのです。
DVRTクリーン&プレスチャレンジ 基準
チャレンジは5分間:5分間以内に下記の基準に従って、規定の重量のUSBを使用し、規定の回数以上のクリーン&プレスを正しいフォームで実行します。(USBの重量は、日本人の体格に合わせて、欧米の基準に変更を加えています。)
女性(体重・USB・回数)
- 55Kg未満 ストレングス又はフォース14Kg 50回
- 55Kg以上 〜 68Kg未満 ストレングス又はフォース18Kg 50回
- 68Kg以上 ストレングス27Kg 40回
男性(体重・USB・回数)
- 78Kg未満 ストレングス27Kg 50回
- 78kg以上 〜 96Kg未満 バーリー36Kg 40回
- 96Kg以上 バーリー45Kg 40回
注意点
- USBは、1回毎に必ず床まで下ろすこと。
- 頭頂真上で、両腕をしっかりと伸ばしきるところまでプレスを行うこと。
- USBは、必ず拳骨の上でキャッチをするクリーンであること。
- 上記がクリアできない場合は、1回としてカウントされません。
アドバイス
- 1分間に8~10回程度連続して行うことを目指します。1分間あたり30秒程度レストの時間を取り、5分間でバランス良く40~50回の規定回数を実行できるようにペース配分に注意しましょう。
クリーン&プレスチャレンジは、認定コース受講時に合格する必要はありません。コース修了後、3ヶ月程度練習を重ねて、ビデオ提出をしていただいても結構です。
クリーン&プレスチャレンジ合格者の皆さんは、DVRTジャパンのホームページに”殿堂入り”します。
是非チャレンジしてみてくださいね!
クリーン&プレスチャレンジの成功者の皆さんのビデオは、DVRT Japan YouTube チャンネルからご覧いただけます!